四十肩・五十肩でお悩みの方へ
四十肩・五十肩は、中高年に多い肩の病気です。
正式には、「肩関節周囲炎」と呼ばれており、肩の組織に起こる炎症の一種です。
明確な原因は明らかになっていませんが、疲れや骨のゆがみが影響していると考えられています。
おもな症状は、肩の痛みや腕のしびれです。
一般的には、数ヶ月から数年かけて次第に回復していきますが、無理をすると長引いてしまいます。
ここでは、四十肩・五十肩の原因や症状、対処法などについて詳しくご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 夜も眠れないほど肩が痛い
- 肩関節が硬くて手を回せない
- 戸棚に腕を伸ばしにくくなった
- 四十肩に改善の兆しがみられない
四十肩・五十肩の症状と原因
四十肩・五十肩とは?
四十肩・五十肩は、肩関節の炎症のことを指します。
炎症が起こる明確な原因は明らかになっていません。
しかし、次のような要因が影響を与えていると考えられています。
四十肩・五十肩の症状
●四十肩・五十肩の症状
・痛み
四十肩・五十肩になると、肩を動かしたときに痛みがみられます。
また、四十肩・五十肩の特徴的な症状が、夜間痛です。
仰向けの状態で寝ると、重力によって肩関節に負担がかかるため、眠れないほどの激しい痛みを感じることがあります。
・しびれ
手や指先がしびれることがあります。
肩関節の炎症によって、手まで伸びる神経が刺激されるためです。
●日常生活への支障
四十肩・五十肩になると、腕を動かすことが難しくなります。
そのため、次のような日常生活で行う何気ない動作にも支障が生じます。
・髪を洗う
・上着を着替える
・戸棚のものを取る
・洗濯物を干す
・お子様を抱き抱える
●四十肩・五十肩の症状の変化
四十肩・五十肩は、痛みが次第に和らいでいくことが一般的です。
症状は、次の3つの段階に分けられます。
回復には個人差がありますが、数ヶ月から数年かかるともいわれています。
・急性期
炎症反応がひどく、最も痛みがつらい時期です。
多くの場合、前触れもなく激しい痛みに襲われます。
特徴的な夜間痛も、急性期のおもな症状です。
・慢性期
痛みが軽くなっていく時期です。
慢性期に入りますと、肩の動かしにくさに悩まされるようになります。
急性期に肩を動かさなかったことによって、関節が硬くなっている状態です。
・回復期
関節のこわばりも取れ、痛みや動かしにくさが改善する時期です。
普段通りに近い生活が送れるようになります。
四十肩・五十肩のおもな原因
四十肩・五十肩は、肩関節の炎症のことを指します。
炎症が起こる明確な原因は明らかになっていません。
しかし、次のような要因が影響していると考えられています。
●疲れの蓄積
運送業や介護職の方は、重いものを持ち上げることが多いため、肩が酷使される傾向にあります。
毎日続けていると、疲れが蓄積され、組織の修復が間に合わず、肩関節の炎症につながることもあります。
また、日常生活においても疲れは蓄積されます。
長時間のデスクワークや家事、育児なども四十肩・五十肩に影響していると考えられています。
●使い方の偏り
左右の肩の使い方がどちらか一方に偏っていると、負荷に耐えることができず、四十肩・五十肩を発症することがあります。
ショルダーバッグをいつも同じ肩にかけている方や野球やソフトボールなどの投球動作をする方は、肩の使い方が偏っているといえます。
●骨格のゆがみ
骨格のゆがみは、筋肉や筋膜のバランスを崩し、骨に付着する軟部組織を引っ張ってしまいます。
その状態で無理に動かし続けてしまうと、組織が負荷に耐えきれず、四十肩・五十肩につながります。
また、四十肩・五十肩をもたらすゆがみは肩の骨格だけではありません。
首や腕、骨盤のゆがみが影響を及ぼす可能性があります。
●加齢による組織の変性
歳を重ねるにつれて、軟骨がすり減ったり、骨が変形したりしていきます。
すると、ささいな衝撃でも組織が炎症を起こしやすくなるといわれています。
四十肩・五十肩の
注意点と対処法
四十肩・五十肩の症状は、急性期・慢性期・回復期の3つの経過をたどります。
時期によって、患部の状態や現れる症状が異なるため、対処法もそれぞれです。
時期に応じた対処法についてご紹介します。
●急性期
・安静にする
急性期は、患部で強い炎症反応がみられます。
この時期に肩を動かしてしまうと、炎症が広がり、痛みも強まります。
痛みの出ない姿勢で安静に過ごしましょう。
・しっかり睡眠をとる
睡眠は脳だけでなく、身体の休息時間でもあります。
急性期にしっかり睡眠を取ることで、回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、炎症反応の早期回復が期待されます。
しかし、急性期は夜間痛に襲われる可能性が高いため、痛みの出にくい姿勢をみつけることが大切です。
仰向けで寝る場合は、肩関節を重ねたタオルで支えると痛みが出にくいといわれています。
●慢性期
・軽く肩や腕を動かす
痛みを警戒するあまり、安静にしすぎてしまうのは良くないといわれています。
組織が硬直し、肩関節の動かしにくさが残ってしまうためです。
炎症反応が落ち着いてきたら、無理のない程度に肩や腕を軽く動かしていきましょう。
●回復期
・全身を使いながら肩や腕を動かす
肩関節も動かせるようになってきたら、しっかりと肩や腕を動かしていきましょう。
肩関節だけに頼るのではなく、体幹から大きく動かすことで患部への負担が軽減できます。
四十肩・五十肩の
予防法と身体のケア方法
●肩や腕をさまざまな方向に動かす
四十肩・五十肩を予防するためには、肩関節の柔軟性を維持しておくことが大切です。
毎日肩や腕のストレッチを習慣づけましょう。
肩には、僧帽筋という大きな筋肉があります。
デスクワークや猫背の姿勢が続くと、僧帽筋が張りやすくなります。
肩甲骨を後ろに寄せるようなストレッチでこまめに刺激し、ほぐしておきましょう。
●質の高い睡眠にこだわる
質の高い睡眠を取り、身体を十分に休ませることも四十肩・五十肩の予防につながります。
就寝3時間前には夕食を済ませておくことが理想的です。
寝る前に白湯や生姜湯を飲むと、身体が温まり、睡眠の質が高まるといわれています。
アルコールは睡眠を浅くする作用があるため、寝る前の飲酒は控えましょう。
カフェインも眠りを妨げるため、コーヒーや緑茶の飲用も就寝3時間前までにしましょう。
●リフレッシュを取り入れる
同じ姿勢や動作が続くときは、肩関節にかかる負担を定期的にリセットしましょう。
途中で深呼吸や伸びを行うと、身体のリフレッシュになります。
特にデスクワークは、作業に集中しすぎるあまり、同一姿勢が長時間続いてしまいます。
タイマーをセットし、こまめに小休憩の時間を設けましょう。
●肩への負担を減らす
四十肩・五十肩は、肩負担の積み重ねが原因である可能性があります。
ショルダーバックをいつも同じ側の肩にかけているという方は、もう一方の肩に掛け変えたり、リュックサックに変えたりしてみましょう。
さくら接骨院の
【四十肩・五十肩】
アプローチ方法
「四十肩・五十肩」は、肩関節周辺の筋肉や靭帯に炎症を起こしている状態の俗称で、医学的には「肩関節周囲炎」といいます。
ほとんどのケースでは、きっかけがなく痛みが始まり、数週間から数カ月かけて悪化していきます。
最初は、肩に張りを感じたり、動かしづらい状態が続き、肩を動かすときにピリッと刺すような痛みが走ったりします。
悪化するにつれ、腕を後ろに回す動作ができなくなるため、日常生活に不便を感じるようになります。
ピーク時には「夜間痛」といって、夜も眠れない程の激痛に襲われることもあります。
日中での安静時においても痛みが出続けるため、精神的にもダメージを受けてしまいます。
さくら接骨院では、四十肩・五十肩を改善するには、まず痛みの緩和を最優先に施術を進めていきます。
強い症状が出ている所の骨格はゆがんでいることが多く、筋肉も硬くなっていることが多いです。
手技によって硬い所を緩めながらバランスを調整していきます。
また、骨盤の傾きや背骨のゆがみからくる肋骨の硬さを修正することにより肩甲骨の可動域制限を改善します。
結果的に肩関節周辺の循環が良くなるため、関節や筋肉の摩擦抵抗が少なくなるので、炎症反応が改善され痛みが和らいでいきます。
著者 Writer
- ゴトウ ノブタカ
後藤 伸隆 - 資格:柔道整復師
学歴:大東医学技術専門学校
その他:
とろ接骨院勤務
与野整形外科医院勤務
しば整骨院開院
さくら接骨院開院
パーフェクトクラニオロジー協会正会員
ワールドポインター骨格矯正協会員
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