頭痛でお悩みの方へ
慢性的な頭痛には、「緊張型頭痛」と「片頭痛」が挙げられます。
どちらも命に関わる心配はない頭痛ですが、症状が長く続くと日常生活に影響を及ぼしかねません。
緊張型頭痛は、ギューっと頭が締めつけられるような痛みが特徴です。
一方、片頭痛はドクンドクンと脈打つような痛みだと表現されます。
この2つの頭痛は、原因が異なりますので、対処法や予防法もそれぞれ違います。
ここでは、緊張型頭痛と片頭痛の症状や原因、対処法などについて詳しくご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 脈打つような頭痛を感じる
- 気圧が低い日は頭痛で動けない
- 頭が締め付けられる感じがする
- 生理が近づくと頭痛が起こる
頭痛の症状と原因
国際頭痛分類によると、頭痛は300種類以上あるといわれています。
なかには、くも膜下出血や脳腫瘍といった病気が引き起こす頭痛もあるため、油断はできません。
ご自身の症状は、どの頭痛に当てはまるのでしょうか。
今回は、代表的な2つの頭痛「緊張型頭痛」と「片頭痛」についてご紹介します。
いつも違う頭痛を感じている場合は、速やかに医療機関に相談しましょう。
緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛の原因には、次のようなものがあります。
●同一姿勢の持続
緊張型頭痛は、筋肉の緊張がおもな原因だとされています。
長時間のパソコンやスマホ、ゲーム、車の運転などで、同じ姿勢を取り続けることが原因の1つだといわれています。
●ストレートネック
前かがみの姿勢を取り続けたり、高さの合わない枕を使ったりしていると、首の骨が前にゆがみ、ストレートネックになることがあります。
ストレートネックの状態は、首や肩の筋肉を緊張させてしまうため、緊張型頭痛の症状が現れるようになると考えられています。
●不眠
慢性的な緊張型頭痛は、筋肉の緊張だけでなく、精神的なストレスも影響しているとされています。
緊張や仕事のプレッシャーなどによって精神的なストレスを感じていると、筋肉や神経の緊張が高まります。
すると、交感神経が過剰にたかぶり、不眠に陥りやすくなります。
その結果、身体が十分に休まらず、緊張型頭痛を発症すると考えられています。
緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛は、デスクワークをしている方に多い頭痛です。
緊張型頭痛の特徴についてみてみましょう。
緊張型頭痛では、頭全体がギューっと締め付けられるような痛みがみられます。
症状は個人差がありますが、数分から数日程度続くといわれており、仕事や家事は我慢して続けられることが多いようです。
少しでも普段と違う頭痛を感じた場合、無理をせず医療機関を受診することをおすすめします。
吐き気や嘔吐などの症状はなく、身体を動かしても痛みが悪化しにくいといわれています。
中高年層に多い頭痛ですが、近年は若年層にも増加傾向があります。
片頭痛の原因
片頭痛のメカニズムは明らかになっていませんが、次のようなことが要因として挙げられます。
●気候や気圧の変化
低気圧のときに、片頭痛の症状が現れる方が多い傾向にあります。
これは、気圧が変化すると、脳の血管の拡張や神経の興奮が生じるためだといわれています。
●生活リズムの変化
夜更かしなどで生活リズムが変化すると、セロトニンという物質の分泌量が減ります。
セロトニンが減少すると、三叉神経が興奮し、血管を拡張させます。
これによって、片頭痛が起こると考えられています。
●ホルモンバランスの変化
片頭痛は女性に多くみられることから、女性ホルモンの影響を受けていると考えられています。
特にエストロゲンとの関係が深く、エストロゲンが減少する月経前や月経中、排卵日直後のタイミングに片頭痛が起こりやすくなる傾向にあります。
片頭痛の症状
片頭痛は女性の方に多い頭痛です。
片頭痛は、脈打つようなドクンドクンとした痛みが特徴です。
発作は数時間から数十時間続くといわれています。
痛みは強く、日常生活にも支障をきたすことがあります。
また、動くと症状が悪化し、吐き気や嘔吐をともなうことも多いといわれています。
頭痛が起こっている間は感覚が過敏になり、普段は気にならない光や匂い、音などでも不快感を覚えるようになります。
ギラギラした光といった視覚性の前兆が、頭痛発症の数時間以内にみられることもあるようです。
頭痛になった際の
注意点と対処法
緊張型頭痛の対処法
緊張型頭痛は、筋肉の緊張がおもな原因に考えられます。
緊張型頭痛には、次のように対応しましょう。
●スマホ・パソコンを見すぎない
緊張型頭痛は、スマホ・パソコンの使いすぎや、テレビの長時間の視聴によって筋肉の緊張が高まり、悪化することがあります。
頭痛の発作がある場合は、スマホ・パソコン・テレビの使用を避けましょう。
●生活習慣を見直す
心身のストレスが溜まる生活習慣は、緊張型頭痛に悪影響を及ぼします。
規則正しい生活習慣を心がけ、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
片頭痛の対処法
片頭痛があるときは、無理をしないことが大切です。
次のように対応しましょう。
●骨格のゆがみを整える
骨格がゆがむと、骨のずれによって血管が圧迫され、片頭痛の症状が悪化する場合があります。
骨格がゆがむ猫背や反り腰、足を組むといった姿勢は避けましょう。
●頑張りすぎない
片頭痛の発作があるときは、無理をせず身体を休ませましょう。
電気を消してカーテンを閉めた静かな部屋で横になると、少し楽になるといわれています。
頭痛にならないための
予防法と身体のケア方法
緊張型頭痛の予防法
●適度な全身運動を行う
緊張型頭痛は、筋肉の緊張が原因だと考えられています。
ウォーキングやラジオ体操など適度な全身運動を取り入れ、身体の筋肉をほぐしておきましょう。
●首のストレッチを行う
ストレートネックが緊張型頭痛の原因になることもあります。
デスクワークが多い方は、こまめに首を前後左右に動かしてほぐし、首を正しい位置にリセットしましょう。
片頭痛の予防法
●規則正しい生活を心がける
片頭痛は生活リズムの影響を受けると考えられています。
十分な睡眠時間を確保し、寝る時間と起きる時間を一定にすることを心がけましょう。
●片頭痛を誘発する食品を避ける
片頭痛は、ワインやチョコレート、チーズなどによって誘発されることがあります。
何を食べた後に頭痛が起こるかチェックし、誘発する食品は避けるようにしましょう。
さくら接骨院の
【頭痛】アプローチ方法
当院では頭痛の原因が「機能的な循環不全からくる場合」と「構造的な循環不全からくる場合」でアプローチ方法が異なります。
●機能的な循環不全からくる場合
まず頭痛がどこにでているか確認していきます。
症状にともなって身体に出てくる反応を確認していきます。
①頚椎のゆがみについて確認します。
②頭全体のねじれや硬さによる循環問題を確認します。
③耳の硬さや、側頭部のゆがみや硬さを確認します。
④内臓のハリを確認します。
⑤身体全体のどこにハリやゆがみがあるかを確認していきます。
内臓からくる疲れ、お腹や背中の張りについては、身体に負担がかからない圧で、やさしく緩めていきます。
また、正しい姿勢を維持するために背骨や骨盤の調整をすることで、姿勢のゆがみからくる筋肉の張りを抑え、精度の高い頭痛への施術を可能にしています。
医療機器による施術として、スーパーライザーを使った自律神経調整も行っています。
生活習慣から頭痛にならないための方法や快適な生活を維持するコツを、分かりやすく説明します。
身体の仕組みについて正しく理解することで、頭痛の生じにくい生活習慣を送れるようにサポートしています。
●構造からくる場合のアプローチ方法
生まれながらにして身体は、ゆがみや硬くなっている所があります。
頭の形や硬さなどは、普段あまり気にすることが無いと思いますが、骨盤や背骨のゆがみと同じように、身体の使い方や体調によって常に変化しています。
様々な変化に適応できるように、身体には柔軟性が備わっていますが、先天的なゆがみが強い所は、身体が硬くなりやすいです。
そのため、通常の生活リズムの中でも循環が滞りやすくなります。
そのような場合、生活習慣に気を付けてみても循環が改善されずに頑固な頭痛に悩まされている方も多くいらっしゃいます。
そのような方への施術として当院では、生まれながらにして抱えている硬さを緩め、ゆがみを調整することで、循環障害を緩和しながら頭痛になりやすい体質を改善していきます。
著者 Writer
- ゴトウ ノブタカ
後藤 伸隆 - 資格:柔道整復師
学歴:大東医学技術専門学校
その他:
とろ接骨院勤務
与野整形外科医院勤務
しば整骨院開院
さくら接骨院開院
パーフェクトクラニオロジー協会正会員
ワールドポインター骨格矯正協会員
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さくら接骨院
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